桐光学院 竜洋校ブログ

受験生とお母様をまじえて、三者面談をしたときのこと。

この子は、これまで学校の課題の提出状況が芳しくありませんでした。授業中の発言も少ない。これだと通信簿（内申点）があまりよくなりません。

中3の2学期をひかえて、今度こそ内申点を上げなければならない。どうするか。

「課題は締切までにちゃんと出します。授業中の発言もなるべく多くします」

これまで、期限に間に合うように宿題を出すことができなかった子にとって、期限どおり出せればそれは大きな進歩です。本人も、とてもがんばったという実感があるはず。

でも、残念ながら、これが実行されても、この子の成績はそれほど上がらないでしょう。

期限どおり出す、のは当たり前のことだから、本人の「がんばった」という気持ちとは裏腹に、先生の評価はあまり高くならないのです。

この例で言えば、期限どおり出す、のは当たり前で、それに何をプラスできるか、という考えでないと、成績アップは望めません。

本人の主観的な感覚と、周りの客観的な判断は、想像する以上に大きくずれていることをまず知っておいたほうがいいと思います。

中3の第1回学調は、9/3の実施です。その前の土・日で、直前特訓を行います。

8/29（土）・30（日）
午後1：00～3：40
中3直前特訓

夏休みの成果を確実なものにするために、最終チェックをしていきましょう。

竜洋校の中１には、授業のない日にも、毎週自習に来ている子がいます。

昨日は、学校の宿題を持ってきて、熱心に取り組んでいました。分からなくて後回しにしたページや、苦手の社会が残っているので、少し苦労していたようですが。

浜松の中学校では、「夏友テスト」が実施されます。浜松にある桐光の各校舎では、中２・中１に「夏友テスト対策」を行っています。

竜洋中は、「夏友テスト」を実施しません。だから、特に対策授業を組んではいませんね。

でも、

「よかった」

なんて思わないこと。

一斉に「夏友テスト」を行うことはありませんが、各教科の授業の中で確認テストが実施されることがありますよ。

何より、今テスト勉強でがんばっている浜松の子たちは、１年後・２年後に高校受験でライバルになる子たち。磐田の中学生は、一歩遅れたと言ってもいいかもしれないのです。

竜洋校の中２・中１の子たちにも、夏期最後の特訓がプラスされます。

8/30（日）
中２・中１最終特訓
午後7：00～8：20

中3夏期講習に続いて、「漢検」の対策を行います。

漢検＆学調勉強会　午後3：40～6：00

検定前最後の対策です。

合格者を一人でも多く出すために、最後の最後まで追い込んでいきます。

８月２１日（金）は漢字検定の日。














全員合格目指してがんばろう！

夏期講習に入る前に、トコ☆スタでは、小学生たちに作文を書いてもらいました。

第22回小学生作文コンクール。今回のテーマは、「この教科が好き」でした。

竜洋校のトコ☆スタキッズからは、3名が表彰されました。なんと、すべての部門で2位以内に入賞。すばらしい成果をあげてくれました。

中3が取り組んでいる「学調テキスト」、やり終える子が増えてきました。

すると、私のところにテキストを持ってくる子が増えます。

「国語」の最後には、「作文」の問題が入っています。「作文」は担当の先生に見てもらうことになっているので、テキスト完了間際に、私にテキストを持ってくる子が増えるわけですね。

「学調テキスト」の作文添削のほかに、8/8には「新標準模試」があり、前後して「特進模試」も実施されています。模試の国語にはやはり作文が出題されています。

つまり、ここのところ、中3の作文を見る機会がとても多いのです。

その中で気になった言葉が一つ。

あるアンケートを踏まえて作文を書く問題がありました。
アンケート結果の一位は、他の項目に比べ群を抜いて支持を集めている。
それを複数の子たちが「だんとつ」「ダントツ」と表現しているのです。

同じ問題に過去の受験生たちも取り組んでいますが、この表現を使った子をこれまで見たことがありませんでした。

ところが、今年は、一人二人ではなく、多くの子が使っているのです。
何か理由があるのか…　よくわかりません。

「ダントツ」は、「断然トップ」の略で、まだ「俗語」の扱いです。日常会話では使えても、あらたまった場では使いにくい言葉とされます。試験の「作文」は、十分に「あらたまった場」ですから、減点の対象になってしまいますね。