2015年は未年。

西暦を12で割ると11あまる年が未年になるそうです。

ところで、「ひつじどし」をワープロで変換すると、一発で「未年」が出てきました。しかし、なぜ「未」の字が「ひつじ」なのだろう?

もともと、「十二支」は「子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥」だったわけですが、これを古代の中国で、字の読めない人たちにも教えるときに、12の動物をあてはめた。そこで、8番目に「羊」があてられたということです。

「羊」は、古代の中国人にとって非常に大切ですばらしいもの。「美」や「善」といった良い意味の字に「羊」が入っていることからもそれが伺えます。

それに対して「未」は、まだ枝が生えそろっていない若い木を表します。

まだ、まだ枝が生えそろっていない子どもたちが、しっかり勉強して、「羊」のようにすばらしく成長してくれる年になるといいと思います。