「ふだんは、学校の授業があり、部活があり、塾の通常授業もある。やらなければならないことに追われて、なかなか腰をすえてじっくり勉強できない」

 

こんな声を聞くことがあります。

 

この言葉自体は、事実であり、真実だと思います。多くの子たちに当てはまることでしょう。ただ、この後に言葉が続くはずです。

 

「だから、じっくり勉強できる長期の休みになったら、しっかり勉強しよう」

 

多くの人はこう考えるのではないでしょうか。

 

さて、年末・年始を迎えて、いよいよじっくり勉強できる休みがきました。

 

じっくり勉強する計画は立っているかな?

 

たいていの人は、「休みなんだから、少しゆっくりさせてよ」という気分になっているのではないでしょうか。

 

気持ちは痛いほど分かりますが、じゃあ、いつ「じっくり」勉強するのでしょうか。

 

じっくり、しっかり勉強しよう、そのためには計画も立てて…と考えていると、なかなか行動がともなってきません。

まだ、勉強に気が向かない子は、勉強計画を立てるよりも、

 

「今できることをちょっとでもやっておく」

 

ことを心がけましょう。

 

私自身も、日々の生活の中で、ついつい後回しにしてしまうことがあります。それは、単に面倒な場合もあるけれど、たいていは、無意識のうちに「じっくり取り組むべき」「やるからには完璧にやろう」と考えているからだと思います。

 

そう思っていることは、行動に移すのに少ししんどいことだから、時間ができたとしても、なかなか取りかかれない。

 

だから「完璧にやろう」と思わず、「ちょっとでも今やっておこう」と考えて、すぐ行動する。やっていくうちに気分も乗ってくるはずです。

 

気力が充実するの待っていると、待っているだけになってしまう。
だから、ちょっとでも今やる
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