授業で何を学ぶか?
授業で何を伝えるか?

学校のこと、他の塾のこと、他の教師のことはわかりませんが、私は元々自分の頭の中にある指導アイデアの引き出しがそう多くないと思っていたので、この15年間で、書籍やweb、講演会や検定など自己研鑽といいますか、簡単に言えば【勉強】ですが、その勉強を通じて、英語指導・生徒指導に活かせるマテリアルを探してきました。私はその勉強が割と好きな方です。

授業では、学校の進度に合わせて教えていくことが多いので、
その内容のほとんどは《その教科のその単元の理解に必要なもの》です。
当然のことですよね。
でも、私たちは教師は、中学生であれば約60分~80分、
小学生なら約60分という時間を桐光学院から一任されています。
教える内容も、教え方も、使う言葉も、語気も全て任されています。
それ故、教師の口から出る言葉や醸し出す教室の雰囲気のようなものは、その教師・授業の質を物語るのです。

教え方は経験によって形成されがちですが、
私の場合は、新しいことを知ると、今までのやり方よりももっと良い方法があるのではないかと試すこともあります。生徒から質問を受けた時、それに対して100点と自負できる返事が出来なかった時、メモしておいて後日確かめてまたその子に教えてあげることもあります。
英語の指導だけでなく、勉強方法やメンタルについてなど、広い視野で見て指導する時間をとる場合もあります。

《授業》と一言で言っても、
「今年一年、いろいろなことを伝えてきたなぁ…」
とあらためてそう思います。
もうすぐ今年が、戌年が終わります。

来年も、竜洋校のみんなには休まず授業に参加してもらいたいです。
「ちょっと体の調子が悪かったけど、今日桐光に来て良かった。」
と、竜洋校の生徒たちに思ってもらえるようにと、今日も自己研鑽をしています。

外は寒いですが、去年買った一番暖かいコートを着ることが出来て少し嬉しいです。

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