中三生に学調テキストを配布してからちょうど一週間が経ちました。

進捗を確認していて幾つか気付いたこと。


①ほぼ全員前から順番に進めている(ので、後半にある苦手分野の質問は出にくい)。

②課題として出されたページはこなしている(が、それ以上は解き進めていない)。

③他の生徒の進捗を積極的に確認していない(ため、負けてはダメだ・頑張ろうという意識が低い)。


特に気になるのは③です。昨年の先輩たちは「自分はもう、ここまで進んだ」とか「まだそんなとこやってるのか」などと比べあってペースを上げていきました。


「人に見せるのが恥ずかしい」ということは「本当はもっとできると自覚している」ことに他なりません。

「ここまでできてればいいよね」などと楽なところで安心感を抱くことはとても危険です。

別に、友達に自慢しろと言っているのではありません。

集団授業の良い点を生かすためにも、今週はこれだけ頑張れた」とか「こんな方法で集中できた」という会話から、全員の意識を引っ張り上げるペースメーカーが出てくるよう誘導していきます。


おはじき